こどもがいる家庭にとって、雨の日は少し憂鬱ではないですか?パワーの塊であるこども達にとって、一日中おウチの中で過ごすのは退屈ですよね。ある日、本屋さんで目に留まった「まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとビスケットの本」。
色んな顔のクッキーが素朴でかわいくて、そしてとっても美味しそうで、「これ作りたい!」と衝動買いしました。“ごはんのような”というフレーズにも惹かれたのですが、なかしまさんのレシピはバターや生クリームを使わないお菓子のようです。
家庭内では安全なモノを与えることを心がけていますが、お菓子までは手が回っていなかったので「これだ!」と思いました。そして「次の雨の日にこのクッキーを作ろう!」とこども達に宣言しました。食いしん坊のわが子達は「あー早く雨ふらないかなぁ~」と喜んでいました。
【材料】
薄力粉 60g
全粒粉 60g
塩 ひとつまみ
菜種油 大さじ2
メープルシロップ 大さじ2
※各分量は生地の状態をみながら変えて下さい
【つくりかた】
1.薄力粉と全粒粉と塩を、お米をとぐように混ぜる。
2.菜種油を加える。スプーンについている油は指で加えて、粉に油をなじませるように混ぜる。
3.そぼろのような粉と油のかたまりを、両手ですりすりと潰しながら混ぜる。
※手早く混ぜるのがサクサク仕上げるコツだそうですが、こどもがやったので時間がかかりましたが美味しくできました。
4.大きな塊がなくなったら、メープルシロップを入れる。スプーンについているシロップも指で加えてお米をとぐように混ぜる。
ここで本当は生地がまとまってくるはずなのですが、全然まとまる気配がなかったのでメープルシロップと油を追加しました。使用する薄力粉や全粒粉によって様子を見ながら分量を変えないといけないようです。
5.生地がしっとりまとまったら、めん棒で伸ばして丸型に抜く。
メープルシロップと菜種油を追加したものの、めん棒で伸ばせるほどしっとりにはならなかったので、おだんごを作る様に手で丸型に成型することにしました。
6.竹串、スプーン、フォークで顔をかく
7.170度に予熱したオーブンで30分焼く。
8.焼き上がったら天板の上で冷ます。
できあがり!アツアツの焼きたてを食べるのが手作りの醍醐味!自分で作った顔をパクパク食べます。
あっという間に食べてしまって「おいしい!もっと食べたい!」というので、ココアを大さじ2追加して”日焼けしたお顔クッキー”も作りました。
近所に住むいとこにクッキーを差し入れしました。雨で退屈していた様で大喜びしてもらえましたよ。
雨の日のクッキーづくり、予想以上に楽しかったです。食育しながら暇つぶしができて、焼き上がるいい匂いでシアワセな気持ちになれ、安全でおいしいおやつが食べられ、プレゼントして喜ばれ、なんだか良いことづくめだったのです。おまけにバターを使わないので後片付けもラクチンでした。最高の雨の日の過ごし方かもしれません。