赤ちゃんの肌にもやさしい、ママの頼もしいパートナー『白雪ふきん』

蒸し暑い夏の夜、蚊や害虫から身を守るために作られた蚊帳。今ではすっかりその姿を見なくなってしまいましたが、現在も蚊帳の技術は受け継がれ、ふきんとして私たちの肌を守ってくれています。

「白雪ふきん」の愛称で、奈良を中心に多くの家庭で愛用されてるこのふきんは、蚊帳生地と同じ生地で作られたもの。蚊帳生地とは、古来より薄織物の産地として発展してきた奈良で、鎌倉時代に奈良晒と呼ばれる良質な麻織物を生んだ技術と、江戸時代に大和木綿を生んだ綿織物の技術を発展させ生まれた生地のこと。

綿と麻の良い点が組み合わさったこの生地は、蚊帳の役割が減って来た今、ふきんとして重宝され、「白雪ふきん」として今もなお、日本人に愛されています。

▲「蚊帳は薄織物のため、糊張りをしないと縫製出来ませんので、初めはパリッとしておりますが、熱めのお湯でもみ洗いして頂きますと、糊が落ち、使う度に柔らかくなります。使用しております糊は、鹿児島産でんぷん糊ですので、万が一お子様のお口に触れても安心です」白雪ふきん・垣谷さん

肌に優しく吸水性に優れている白雪ふきんは、デリケートな赤ちゃんの肌にも最適。子どもの飲みこぼしにも、さっと拭いてさっと洗ってさっと乾く！ので、忙しいお母さんの強力なパートナーになります。赤ちゃんの肌に良いということは、食器や家具にもやさしいということ。少しくたびれたら食器拭きや台ふきんに、最後は雑巾として使うなど、役割を変えながら長期的に使えるのも白雪ふきんの魅力です。