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連載
ママのため息| マーフィー恵子

【第27回】習い事

ママのため息

ケアンズはとても小さな町だけれど、子どもを育てる環境としては素晴らしい、と私は思う。

山や川、森、海といった自然に囲まれていて週末や休みにはキャンプをしたり、泳いだり、アクティブに過ごせる。熱帯雨林やグレートバリアリーフなんかは気軽に行けるが、実はわざわざ国外からも訪れる人がいるくらい貴重な世界遺産だ。

教育においても、各分野まんべんなく施設がある。学校、習い事の数は多からず少なからず。水泳、バレエ、ピアノ、器械体操、算数、陸上、日本語、バイオリン、武道…。どのスクールにするか、という選択肢は少ないにしても、分野的には色々あるので、私のような人には情報がすっきりしていて逆に助かる。

つまり、田舎なんだけど、教育の機会もある、という点が良い。レッスン料も日本に比べたら安いんだろうなぁ。

3歳くらいまでは、集中力もそれほどないので、習い事も限られてくる。ベイビー/子どもスイミング教室、音楽教室(リズムや音階など音楽の基礎を楽しく教えてくれる)、子ども用のジム(トランポリンや平均台、鉄棒やマットがある)など、お母さんも一緒に参加するものが一般的。親に力が入りすぎると、当の子どもは引いてしまうので気を付けて(笑)。

3歳以上になれば、バレエや公文、ピアノ、ドラマなど選択肢が少し増え、子どもだけが先生とレッスンを進めるという風になってくる。やれやれ…。スクールホリデー中には、短期のお絵かき教室なども。

小学生くらいになると、ほとんどの子が何かしらのスポーツクラブに入っているようだ。特に男の子は。サッカー、フットボール、テニス、陸上、スイミング、クリケットなどなど…。さすがスポーツ王国、オーストラリア。日本の1/10くらいの人口で、オリンピックのメダル総数が世界でトップクラスなのもうなずける。

広い庭でボール遊びしたり、すぐ近くのビーチで泳いだりと、恵まれた環境があって、なおかつ放課後にはクラブ活動もしてるのだ。どちらかと言えば“熱血”というより、もうスポーツを楽しんじゃってる感じ。(もちろんイアンソープ級になれば、話は別)

教室やスポーツクラブを見つけるには、周りのお母さんから情報を得たり、学校で配られるニュースレターを見たり、イエローページで探したり。ローカルペーパーでは新学期の始まる少し前に、習い事特集をすることが多いので要チェック。

私自身もいくつかの習い事へ子どもを通わせた経験があるけれど、必ず送り迎えしなくてはならないケアンズでは、親も真剣になる必要があることがよくわかった。

親として、できるだけ多くのものを見せてあげること。その中から子どもに合ったものが見つかるのが理想だ。でも、ちょっと気に入らないからと、すぐ投げ出すようでは何も続かない。好きで始めたのなら、大変でも通うように促すのも大切な勤めのような気がする。

せっかく恵まれた環境にいるケアンズキッズだから、楽しくそして根性で習い事をしよう!

(リビング・イン・ケアンズ誌2002年5-6月号に掲載)

マーフィー恵子さんの近況

「今度、娘のハイスクールでインフォーマルというパーティーが開かれます。
 ワンピースを探すのに、一体何度ショッピングに行ったことか。。
 お店が少ないケアンズではこういう苦労があるのです!
(インターネットでも買ってみたけど、やっぱり写真とは違ってたりして難しい)
 2年後のロングドレスのフォーマルパーティーが今から思いやられます。。?」

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最高にさわやかな最近のケアンズ。
8月末はフェスティバルもあります。

〈2015年8月〉

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マーフィー恵子

マーフィー 恵子Keiko Murphy

Pouch Quality Aussie Gifts
オーナー

93年よりオーストラリア、ケアンズに在住。「ハートに響く異文化体験のトビラ」をモットーに、地元企業と日本人マーケットをつなげるPRやイベントを手がける会社 JC Creations を経営。1995年フリーペーパー「リビングインケアンズ」を創刊。2011年に出版事業は売却。2012年4月に地元の良いモノ・素敵なライフスタイルを紹介するセレクトショップ「パウチ」をオープン。著書に「家族でケアンズ最強ガイド」(講談社)がある。執筆記事はこちら
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