赤ちゃんがこの世に生まれてすぐに使い始める必需品のひとつが「おしりふき」です。
このおしりふきにも、有害である可能性が高い化学物質が使われていることがあることをご存じでしょうか?皮膚が薄い生殖器周辺や角質層がない肛門は、化学物質の吸収率が高い箇所だそうです。
新生児や乳幼児の皮膚はバリア機能もまだ不完全で、簡単に化学物質を取り入れてしまいます。生殖器や肛門に使うおしりふきには、注意してあげたいですね。
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市販のおしりふきの多くには、パラベンという物質が防腐剤として使用されています。メチルパラベンといった、○○パラベンも同様の化合物です。
パラベンはアレルギー性湿疹やアトピーなどの原因になる可能性を問われている物質です。パラベンを添加すると、おしりふきは開封後も2~3年腐らないことがメリットです。
また、保湿効果の為にプロピレングリコールという化学物質も使われることがあります(プロピレングリコールはPGと略して書く場合もあります)。PGは過敏症状や染色体異常を引き起こす可能性が懸念されている物質です。
私が利用している市販のおしりふきが、アカチャンホンポのパラベンフリーのおしりふきです。これはパラベンが入っていないおしりふきを求めるお母さんの声から生まれた商品で、PGも配合されていません。食品の腐敗を防ぐ安息香酸が防腐剤として使用されていますが、比較的安心できるかと思い、使用しています。
▲アカチャンホンポ オンラインショップ
それ以上の安全を求める方へは、手づくりおしりふきがお勧めです。私は助産院で子どもを出産しました。助産婦さんが生まれたての赤ちゃんの為に準備しておいてくれたのが、手作りおしりふき。市販のカット綿を水で湿らせて絞っただけで作れるおしりふきです。
成分は100%水。完全に水だけのおしりふきは、市販品には実現できない最高に安全な品質です。24時間で使い切る量を作り、密封容器に入れておけば防腐剤は必要ありません。
外出の際も、小さなタッパー容器入れて持ち運べます。手作りおしりふき、簡単に作れますので是非お試しください。