親世代にはちょっと懐かしい「リリアン」。本体のツメ部分に糸を掛けて編んでいくと、まん中から下に向かって筒状の紐がどんどん編み上がっていくおもちゃです。
こどもの頃にプラスチック製のリリアンにハマった方も多いのではないでしょうか?編み方やコツを覚えてしまえばあとは繰り返し編んでいくだけなので、4歳くらいから楽しめます。
ドイツの「HELMUT MUELLER(ヘルムート・ミューラー)社」は、木製の手織り機などをつくっているメーカー。こちらのリリアンは、本体の糸をかけるツメ部分が二股になっているので糸が外れにくく、下の糸をすくいやすいのが特徴です。
またリリアン編みのツメ部分が、4本針、6本針、8本針と3種類あり、それぞれ太さの違うものができます。一番簡単に編める4本針は細い紐ができあがるので、ビーズと合わせてアクセサリーにしたり渦巻きに繋げてコースターにしたり、アイデア次第で色々なものが作れます。
一番太い8本針は、編み上がったら輪にしてゴムを通しシュシュを作ったり、指人形を作ったりするのに良い大きさ。お人形のお洋服やマフラーを作ってあげてもいいですね。
リリアン専用の糸もありますが、お家で余った細い毛糸や刺繍糸を使ってもOKです。本体は小さいのでお出かけの際に持ち歩いて、乗り物での移動中や待ち時間の暇つぶしにも楽しめます!
こどもの頃を思い出しながら、親子でリリアンを楽しんでみてはいかがでしょうか?