まるで木のようにも見えるこの謎の物体は『TRAD』という家具(と言っていいのか…)。「シェルフ」として使える他、こどもがゲームや読書をするための「スペース」としても使えます。そう、これはまさに室内用の「木」。
この下の部分、いわゆる「木陰」のところは、「現実と区切られた楽園の島」というコンセプトで、こどもたちの想像力を養うのに最適なプライベート空間になるとか。
確かにこどもって、ちょっと狭いところとか隙間が大好きなので、この「まるで木の下にいる感じ」ってすごくいいですね。思ったよりプライベート感がありそうです。
既存の家具の用途やカタチに縛られず、こどもの気持ちに寄り添って考えたからこそ生まれた素敵なアイデアの商品。カフェのキッズスペースとかにあれば、こどもは読書やゲームに夢中になれるので、おとなしくしていてほしい場所にはよさそうですね。
照明も付いているので、暗くなったらさらに居心地の良い空間ができそう。
スペイン、マドリッドのインダストリアルデザイナーJosué GamonalとVicente Porresによる作品。マリア·マルティネスオテロデザインコンペ最優秀賞作。
[Link] pinkelephant.es [via yyangblog]