アメリカのクラウドファンディングサイトIndieGoGo発の次世代体温計『The Kinsa Smart Thermometer』。最近はiPhoneであらゆることができるようになっていますが、これはiPhoneを利用した体温計です。
使い方は簡単で専用アプリを起動後、iPhoneのイヤホンジャックに本体を差し込んで口にくわえるだけ。電池も電源も必要ないので、いざという時にも安心です。
この『Kinsa Smart Thermometer』のすごいところは体温を計るだけでなく、専用アプリを使うことによって、体温を記録・管理することができる他、病気の情報をいちはやく知ることができるようになるということ。
例えば病気の症状を入力すれば、応急処置の手順を教えてくれたり、学校や病院でその情報をシェアできるようになります。「いまこの地域でこんな病気が流行している」なんていう情報もすぐに共有できる様になるので、医療機関だけでなく官公庁との情報の共有も視野にいれているといいます。
多くの人は具合が悪くなったとき、「体温を計る」ということをします。その際に使われるツールである「体温計」。世界で最も使われている「病気になりはじめのときに」使われるツールという部分に注目して、「体温計」というツールのあり方を徹底的に見直したそう。
・正確で、迅速に計れる体温計
・症状のシェアや保存
・ワンタッチで使えるナースコール
・応急手当の手順
・写真や動画をかかりつけの医者へ送信
こんな機能が備わるといいます。ただ医療品扱いになるので、日本での発売には国の認可を受けなくてはいけないとのことで発売は未定ですが、実用化されたら、こどもがいる家庭にはとても便利なツールになりそうですね。
そうそう、よく日常では「熱を計る」って言いますよね。でもこれ間違っている様で、正しくは「体温を計る」だそうです。以前お医者さんに言われました。「熱がある」って言い方もおかしい、「体温が高い」って言うべきだって。どっちでもいいじゃんって思うけど、まあそういうことのようです。
[Link] IndieGoGo