ケアンズでの出産・子育て奮闘記「ママのため息」連載スタートします

ケアンズでの出産・子育て奮闘記「ママのため息」連載スタートします

海外旅行や留学、ホームステイ、ロングステイなど、「海外に行く」ことや「海外で暮らす」こと、また「国際結婚」というものが、ずいぶん身近なこととなり、外国がそんなに特別なものではなくなってきたように感じます。

それでも、海外での「出産」「子育て」となるとやっぱりちょっと特別な感じがします。自分が暮らすだけならまだしも、言葉も習慣も常識も違う場所で、「産んで」「育てる」わけですから。

ケアンズでの出産・子育て奮闘記「ママのため息」連載スタートします

マーフィー恵子さんは、オーストラリアのケアンズ(グレートバリアリーフで有名なところです)で出産・子育てをしてきた方です。

出産当時はリビングインケアンズという日本語情報誌を発行しており、その仕事のかたわらで出産、子育てをしてきました。その奮闘ぶりは同誌に連載中の「ママのため息」というエッセイに書かれています。

これがとても面白いんです。日本での子育てでは常識と思っていたことが、オーストラリアではまったく常識外であったりします。自分のなかの子育ての知識や常識が通用しないぶん、なんというか惰性で育児ができないんです。

こどもを育てる、ということに真剣に向き合わざるを得ないんです。(でも「真剣にやっているからこその可笑しさ」というのもあって、わせてくれるエピソードも多々あります)

そのあたりの「違い」について、バランスをうまくとりながら、ときには面白がったり、ときには呆れたりしながらも、覚悟をもって海外で子育てしている姿がとてもすてきなんです。

例えばエッセイのなかのこんな一文。

“私たち日本人はこの国では外国人。
全てが違うから心の中で割り切れてしまう。
けれども2つの血の入った子供たちは、
自分のアイデンティティを確立するのに時間がかかるのだろう。”

“故郷も行事も言葉も食べ物も、
たくさんの事が違った形で体験できる環境に産まれた子供たち。
「ハーフ」ではなくて、むしろ
「ダブル」であることの豊かさに気付いて欲しい。
そして、オーストラリアは今後、もっと増えていくであろう
「ダブル」の子供たちがのびのび育つような、
懐の広い国であることを願っている。”

ちょっとここでマーフィー恵子さんの経歴を紹介しましょう。

マーフィー恵子 Keiko Murphy
93年よりオーストラリア、ケアンズに在住。「ハートに響く異文化体験のトビラ」をモットーに、地元企業と日本人マーケットをつなげるPRやイベントを手がける会社 JC Creations を経営。
1995年フリーペーパー・リビングインケアンズを創刊。2011年に出版事業は売却。
2012年4月に、地元の良いモノ・素敵なライフスタイルを紹介するセレクトショップ「パウチ」をオープン。著書に「家族でケアンズ最強ガイド」(講談社)がある。

・パウチ > http://pouch-australia.com
・ブログ > http://ameblo.jp/cayco

このマーフィー恵子さんの子育てエッセイ「ママのため息」を、P_TREEに転載させていただけることになりました。連載のスタートは1999年なので10年以上も前なのですが、時事ネタを扱っているわけではないので、そのあたりはあまり気にせずに読めると思います。

さっそく明日より掲載をはじめます。隔週の掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!

この記事をシェア