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【こどもと一緒にやってみよう】絵の上手い下手なんて関係なし!「にじみ絵」で色と遊ぼう

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にじみ絵は、「ぬらし絵」とも呼ばれます。水で濡らした画用紙の上に絵の具をのせて、色の広がりや色が混ざっていく様子を楽しみます。ちょっと難しそうかな?と私が勝手にハードルを作ってしまい、こどもに体験させてあげるまでに時間がかかりました。

実際やってみた感想は、とても簡単で楽しい色遊びでした。6才と4才のこどもとやりましたが、画力が無い下の子の方が、無邪気に楽しんでいましたよ。

にじみ絵には、透明水彩絵の具を使います。こども用絵の具として市販されているものの多くは、不透明水彩絵の具で、きれいに色が混ざりませんので必ず透明水彩絵の具を使いましょう。

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▲シュトックマー社の透明水彩絵の具 [Image via pinterest.com]

おすすめは、ドイツのシュトックマー社の製品です。にじみ絵をした事がある方は、みなさんこの商品を推薦しています。他にも安価な商品があるようですが、発色が全然違う様ですよ。そしてシュトックマー社の製品は食品規格で作られており、こどもが舐めてしまっても安心です。

★シュトックマー社、透明水彩絵の具について
http://www.marchen-net.com/topic/topic_d09.html

まずはにじみ絵を楽しむ為に必要なものをご紹介します。

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【必要なもの】

1.透明水彩絵の具
2.絵の具を入れるビン
3.画用紙(にじみ絵専用のものもありますが、普通の画用紙でも大丈夫です)
4.水をよく吸うスポンジ
5.絵筆
6.絵筆を洗う水入れと、絵筆をふく布

はじめは、この透明水彩絵の具の「赤、青、黄色」の3色を使います。この3原色が混ざり合って色々な色を作り出しますので3色で十分です。

【手順】

1.絵の具を瓶に入れて、水で薄めます。
2.画用紙を水にくぐらせて画版にのせる。(机の上に直接おいても構いません)
3.スポンジで水を拭きとる。

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準備が出来たら、後は自由に色で遊ぶだけです。1つだけ守るべきルールがあって、遊ぶ色を変えたいときは、筆を洗って布でふくこと。画用紙上での色の混ざり合いを楽しむ為にも、筆はきちんと管理しないといけないのです。お子さんが未就学児の場合は、筆を洗い、布でふく所はサポートしてあげて下さい。

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▲色の境目が混ざり合ってきれいです。

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▲6歳児の作品 虹と車とハチ

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▲お姉ちゃんのマネをして虹を描き始めました。

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▲4歳児の作品 虹

にじみ絵には上手い下手、失敗成功はありませんので、こどもにとっては難しくはありません。親は横で見守るだけ。にじみ絵は色と遊ぶことが目的なので、最終的には真っ黒になっても良いものらしいです。黙ってこどもに自由に遊ばせるのが大事だそうですが、親にとってはこれがにじみ絵で一番難しいポイントの様な気がしています。

[Link] シュトックマー社の絵の具 楽天市場 / 木のおもちゃと絵本 メルヒェン

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キュレーター
子育て奮闘中のwebクリエイター/翻訳家

「東京でファッション業界の広報を約10年経験。理想の子育てを追い求め2014年、故郷の広島へ移住しました。二人目の子どものアトピーを自然治癒めざしてがんばっています。自然が大好き。自然の恩恵を受けながら、子と共に成長中です。色んな意味で”自然”に勝るものはないと思います。安心、安全なモノを見極め、日々丁寧に楽しく暮らすことがモットーです」執筆記事はこちら
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