インドの農村部にある学校の多くには十分な設備がありません。教室に机や椅子はなく、レジ袋のようなものに教科書やノートを入れて通学します。毎日数時間も無理な体勢で授業を受けるため、姿勢や視力にも悪いし、字だってなかなか上手に書けるようになりません。
この問題を解決しようと立ち上がったのが、インドのボンベイに本拠地をおくNGO団体Aarambh。地域のお店やリサイクル業者が廃棄した段ボールを使って、ひとつ20セント未満のコストで、机にもランドセルにもなる『Help Desk』を開発したのです。
この『Help Desk』は現在、インド西部のマハーラーシュトラ州の学校に配布され、こども達の勉強や通学をサポートしています。もっともっと広がってほしい素敵な試みです。
[via: Buisiness Insider, IndianNerve.com]