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連載
ママのため息| マーフィー恵子

【第9回】赤ちゃんと夜 2 ~寝かせつけ~

前回、赤ちゃんを毎日決まった時間にベッドに入れて、就眠の習慣をつけさせる「クライング・コントロール」について触れた。日本人にはちょっと馴染みがない。たぶん一世を風靡した育児書の著者、ドクター・スポックが提唱して流行ったものだろう。赤ちゃんは泣いて当たり前、睡眠の習慣がつくまでは放っておきなさい、と。

あるオージーママと話をしていたら、「私が子供の頃なんて、赤ちゃんがいくら泣いても母親は放っていたわよ。クライングコントロールは寝かしつける時は放っておくけど、夜中に泣いたら起きてあやしてあげるだけソフトになったんじゃない?」と驚きの発言が。若いうちから独立心旺盛なオージーが多いのはそのためか?

ちなみに前述のオージーママもクライング・コントロールを実行して、3日目には赤ちゃんは毎晩同じ時刻に寝るようになったらしい。赤ちゃんが泣く=かわいそう、という母親の感情は万国共通のはずだから、泣いている子を簡単に放っておけるわけがないのだ。なんで実行したのか聞いてしまった。

彼女は少し考えて、「赤ちゃんにとっていい方法だと思ったから」と言った。「眠り方がわからないなんて可哀想だからね」と加えた。

また、あるオージーママは、「7時30分以降は夫婦の時間。大人だけの時間を持つのが大切だから」コントロールするらしい。いやーびっくりしました。

さて日本人ママの考えは?「赤ちゃんに諦めさせることを教えるみたいで、私はできなかったですね~」と言うのはYさん。(&他多数)「オージーのダンナも子供にストレスを持たせたくないっていう考えだから賛成でした。泣いてから起きるのは私だから彼には関係ないんですけどね(笑)。知り合いのオージーに7才まで寝る時にほ乳びんをくわえていた人もいます。心の平安を保つために母親の代わりになるものがやっぱり必要だったんじゃないのかな」

一方クライングコントロールが一般的なオージーのご主人との間で揺れてしまう日本人ママもいる。「子供がこんな時間まで起きているなんて…。赤ちゃんの時ちゃんとしつけなかったからだよ」と攻められてしまうのだ。

人間は、自分の経験を元に考えをまとめるものらしい。クライングコントロールで育った人にとっては、その環境が当たり前なのである。逆に親子が川の字で寝るのが当たり前の日本人のこの習慣はオージーにとっては驚きらしい。うーん子供が生まれると、今まで以上に国際結婚の難しさを感じる??

最後に、日本で保育園に10年以上勤めたYさんより嬉しいコメントが。「3才くらいになると約束ができる時期が来るから、その時に心地よく眠れる習慣を新たにつけさせたら?」奮闘中のママ、あと少しの間がんばろう!

(リビング・イン・ケアンズ誌1999年12月号に掲載)

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マーフィー恵子

マーフィー 恵子Keiko Murphy

Pouch Quality Aussie Gifts
オーナー

93年よりオーストラリア、ケアンズに在住。「ハートに響く異文化体験のトビラ」をモットーに、地元企業と日本人マーケットをつなげるPRやイベントを手がける会社 JC Creations を経営。1995年フリーペーパー「リビングインケアンズ」を創刊。2011年に出版事業は売却。2012年4月に地元の良いモノ・素敵なライフスタイルを紹介するセレクトショップ「パウチ」をオープン。著書に「家族でケアンズ最強ガイド」(講談社)がある。執筆記事はこちら
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