2014年始めてとなります。少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年末年始は、皆様どのようにお過ごしになりましたでしょうか。私の周りは自宅で過ごされた方が多かったようです。
私の自宅近くには河川敷があるのですが、そこで凧揚げをしている姿をみかけました。風が吹いていなかったので、とても苦労されている様子でしたが。
マンションの建設などに伴う電線の設置など、社会的な背景が影響しているのでしょうか、昔と比べて外で凧揚げをしている姿は減ったと思います。遊び場(=障害物のない環境)を見つけるのが難しいですね。
凧揚げの楽しさは、高く、安定的に風にのせている事です。
凧が空に揚がるように、長い距離を走ったり、糸でバランスをとったりとさまざまな要素が入っています。年末年始は寒くて運動不足になりがちですが、「凧揚げ」は、身近な物で簡単に作って遊べる画期的な遊具だと思います。凧を作る際には、大きさや強度などを考えながら作るので、内面も一緒に学ぶ事が出来ます。
「風が吹いているから、今日は出来る」
「穏やかな天候だから、走らないと…」
といった気候に対しての考え方や遊び方については、経験から学ぶ事が出来ます。
遊びには、経験から学べる「あそび」ならではの学びがあります。運動不足の方がいらっしゃいましたら、是非遊んでみてください。
今年もあそびを通じてよい一年になりますように!
次回は「冬の遊び 節分の豆まき編~」から学びます。
本コラムでは、「かならず・ぜったい」ではなく、ワンポイントを意識しながら、日常生活において「そうなのかもしれない!」考え方の選択肢を増やす場を読者の方と一緒に進めたいと考えております。これからもよろしくお願い致します。
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