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制作ノート| ptree

【P_TREEのこと】そもそものおはなし 6「デザインのものさし」

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デザインという「フィルター」を通して、本当にいいものを紹介していく。これが、新しく始めるメディアの基本姿勢だ。
まずはその「フィルター」として機能すべき言葉を探していく作業から。自分はいったいどんなものを「いい」と思っているのか?ざっと思いつくままに書き出してみると…

・カタチなど見た目が良いもの
・コンセプトが良いもの
・日本、海外問わずユーザーに愛されている(支持されている)→ロングライフなもの
・作り手の思いが感じられる(考えや心がこもっている)もの

感覚的なことも含め、大体このあたりに集約されていると思う。
では逆に、「いい」と思えないものとはどんなものか。

・考えの希薄なものや中身のないモノはどんなに良く見えてもダメ
・また作り手の(想いの)見えないモノもダメ

ようするに「軽薄」なものはだめなのだ。

次はこれらをいろんな人がシェアできるように、わかりやすく簡潔な言葉としてまとめていく。できれば単語ひとつにまで縮めたい。それも「英語」。中学校で習うレベルの英単語。簡単な英語に翻訳できるくらいまで、余分な言葉や想いを削っていく。

シンプルでクリア。短ければ短いほど、言葉は強い。伝わる温度は高くなる。いろいろと考え、悩み、結局次の4つの単語に集約した。

LOVE,
SAFETY,
CONCEPT
and RECOMMEND !

それぞれの解説は次の通り。(と、中途半端だけど次回につづきます)

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森 行正もり ゆきまさ

デザイナー
P_TREE代表

神奈川県出身。97年から06年までオーストラリア、ケアンズで日本語情報誌のアートディレクターとして活動。帰国後はグラフィックやウェブデザインの他、遊具などのプロダクトデザインも手がけるなど、こどもまわりのデザインを得意とする。2013年2月、こどものあそび場をたのしくするメディアP_TREE(ピーツリー)を立ち上げた。執筆記事はこちら
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