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制作ノート| ptree

【P_TREEのこと】そもそものおはなし 1「デザイナーとして何をしたいのか?」

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本業はデザイナーです。

デザイナーとしてこれからどうやって生きていくか、また会社をどのように成長させていくかということをずっと考えていました。国内の市場がどんどん縮小しているなか、クリエイティブ会社としてこの先やっていくために何をすべきか、ということを。

個人的にはデザイナーとしてずっとデザインをしていきたいという強い思いはあるのだけれど、それはどういうことなのか?業界の最先端を目指してデザインワークするぜ!というのはちょっと違う。現実的ではないし、なんだかあんまりワクワクしないというか。そもそもそんな才能があるわけでもない。

会社として考えれば、ウチみたいな小さなデザイン会社が生き残っていく道があるとすれば、業務内容を増やして請負の幅や数も増やし、もっと会社を大きくしていく、他のデザイン会社や制作会社または異業種と組んで会社組織を再編していく、あたりが現実的でしょうか。ただ会社も大事かもしれないけれど、そこを一番に考えてしまうと自分が「何をしたいか」の部分がおろそかになる。

デザイナーとして何をしたいのか?
そのしたいことで食べていくことはできないか?

たどり着いたこたえが「自前のメディアをつくる」でした。

(つづきます)

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森 行正もり ゆきまさ

デザイナー
P_TREE代表

神奈川県出身。97年から06年までオーストラリア、ケアンズで日本語情報誌のアートディレクターとして活動。帰国後はグラフィックやウェブデザインの他、遊具などのプロダクトデザインも手がけるなど、こどもまわりのデザインを得意とする。2013年2月、こどものあそび場をたのしくするメディアP_TREE(ピーツリー)を立ち上げた。執筆記事はこちら
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