この世には便利な電化製品がたくさんあります。ウチにも冷蔵庫、テレビなど、沢山の電化製品があります。電化製品は日常生活に欠かせないものだと思っていましたが、こどもが産まれた時「コンセントって危ないなぁ」と思いました。
そして東日本大震災を体験し、電気が使えるのは当たり前ではないという事を初めて思い知りました。こどもの未来のために、エネルギー資源は大切にしなければならないなぁ、限りある資源を出来るだけ使わないで暮らせたらいいなぁと思うようになりました。
そんな中、電気を使わなくても快適・便利をホドホドに実現することを追求している「非電化工房」に出会いました。
非電化工房は、非電化製品の発明・販売をしています。主宰の藤村さんは、自然と共に生きる遊牧民などにも近代的な生活、物資文明の波が押し寄せている状況を憂い「電気を使わず快適・便利な生活を実現する」ことを提案したいという思いで非電化製品を作り始めました。
国外向けに作り始めた非電化製品ですが、日本のような工業国にこそ必要だという声が年々高まっているそうです。
オンラインで購入可能な非電化商品は10個あります。
私が使っていてとても気に入っているのが非電化除湿機【23,000円】です。
この非電化除湿機は、湿気を吸収すると色が変わるブルーのシートを応用している商品です。湿気を吸ってシートの色がピンクに変わったら、太陽光に当てて乾燥させます。
いいなぁと思っている主な点は3つです。
・電気を使わないので、購入後のランニングコストがゼロで経済的
・小さなこどもがコンセントを触る心配、電磁波の悪影響が無くて安心
・長いコンセントが無く、軽いので持ち運びが簡単
軽いので、片手で持ち上げられます。天気のいい日には窓辺に置いておくだけで乾かせます。薄いので13~15cmの幅があれば置けます。
もちろん、電気を使う除湿機の様なパワーはありません。が、ほどよく除湿してくれます。雨の日の室内干しの洗濯も、この除湿機があれば1昼夜で乾いています。梅雨時期も室内のジメジメをゆっくりと程良く除湿してくれています。
非電化工房が作る製品には、少ないエネルギーで暮らす為の工夫がつまっています。藤村さんがおっしゃる通り、電気じゃなくてもホドホド快適・便利な生活が可能なのです。ホドホドで十分ということを思い出させてくれる製品です。
[Link] 非電化工房