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家具?遊具?不思議だけど魅力的なカタチの『TRAD』

家具?遊具?不思議だけど魅力的なカタチの『TRAD』

まるで木のようにも見えるこの謎の物体は『TRAD』という家具(と言っていいのか…)。「シェルフ」として使える他、こどもがゲームや読書をするための「スペース」としても使えます。そう、これはまさに室内用の「木」。

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この下の部分、いわゆる「木陰」のところは、「現実と区切られた楽園の島」というコンセプトで、こどもたちの想像力を養うのに最適なプライベート空間になるとか。

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確かにこどもって、ちょっと狭いところとか隙間が大好きなので、この「まるで木の下にいる感じ」ってすごくいいですね。思ったよりプライベート感がありそうです。

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既存の家具の用途やカタチに縛られず、こどもの気持ちに寄り添って考えたからこそ生まれた素敵なアイデアの商品。カフェのキッズスペースとかにあれば、こどもは読書やゲームに夢中になれるので、おとなしくしていてほしい場所にはよさそうですね。

照明も付いているので、暗くなったらさらに居心地の良い空間ができそう。

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スペイン、マドリッドのインダストリアルデザイナーJosué GamonalとVicente Porresによる作品。マリア·マルティネスオテロデザインコンペ最優秀賞作。

[Link] pinkelephant.es [via yyangblog]

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森 行正もり ゆきまさ

デザイナー
P_TREE代表

神奈川県出身。97年から06年までオーストラリア、ケアンズで日本語情報誌のアートディレクターとして活動。帰国後はグラフィックやウェブデザインの他、遊具などのプロダクトデザインも手がけるなど、こどもまわりのデザインを得意とする。2013年2月、こどものあそび場をたのしくするメディアP_TREE(ピーツリー)を立ち上げた。執筆記事はこちら
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